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映画 『メゾン・ド・ヒミコ』

ああ、死にゆく人のまなざしだ、
と感じながら、卑弥呼の目を観ていた。

春彦の泳ぐような眼差し。

沙織の夏の日差しのように、強い眼差し。

お盆の光景がとても印象に残る。
ちゃんと迎え入れているんだと思う。そして送り出す。

冒頭の紹介の時には、その小道具としての役割に、
ちょっと陰翳の物足りなさを感じていた『写真』が、
お盆に、亡き人たちの写真がちゃんと写真立てに入れられて並べられているさまは、
とても素敵なことだと思った。

ブルー、ブルー。
青い部屋の青いベッドと、青いプール。
その上を、たゆたうもの。

田中泯さん、最初はちょっと違和感があったけれど、やがて確固とした存在感に圧倒された。
オダギリジョーは最初から、彼がするりと入り込んだように、ぴったり役柄に合っていた。
柴咲コウでなくても、が最後のほうは、彼女でなくては、になっていた。

終わり方は、秋の訪れのようにほっとする感じで、爽やかだった。

では、どういった理由で沙織は泣いていたんだろう。何箇所か、
観終わったあとにも、ふと思わせるところがいいなと感じた。
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by fotoransit | 2008-08-20 18:26 | 映画生活
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ヤスダアキノリ(yasuAともいう)の、ピントいちをきめるかんじ、ピンとはりつめたじかん、もしくは弛緩したそれ。


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