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カテゴリ:読書生活( 22 )

『ふたつのスピカ』

『ふたつのスピカ』という漫画を読み終えました。
とてもよい読了感。
持ち帰るのが大変だったので、
数冊単位で、16巻まで短期間で買ったのですけれど、
気持ち大人買い。
実のところ2巻から買い揃えて、最終16巻まで読み、
最後に1巻目を今日、読み終えました。

たぶんこの読み方でも大丈夫だろうと思いながら読んでいたのですが、
1巻目を最後に持ってきたことで倒置法、というわけではないけれど、それに近い、
すとんと腹に落ちていく感じが何だかとても良かったです。

さてさて内容は、宇宙学校の生徒5人の成長物語。

人の人を‘思’う気持ちが、
胸底からの‘想’いであって、
押し付けがましい‘重’いものでない感じが、
とてもよかったかな。

ファンタジー色のある作品だけれど、
それも薄すぎず、濃すぎず、いい味付けだなと。

読んだことそのものだったり、そういった感想は、
いつでも結局自分の作品作りにすべて繋がっていくから、
純粋に作品を楽しめているのか、といわれれば、
そうではないのかもしれないし、それはある意味残念に思ったり。

でも。
何を食らって、血とし、肉とするかと考えると、
同じ摂りいれるなら、より美味しい方が良い。
純水が味気ないように、ただ純粋であるというのも。
いろんなものを取り込んで、美味いものが出来たらいい。
そう思う。

同じ静止画ヴィジュアルとして影響され過ぎるのはどうかと、
今まで、考えていたけれど、
避けようとすると、むしろ近づきすぎるみたいなのってあるし。
むしろ懐に飛び込んだほうが。

たぶん、フランベみたいにトバスことで、
自分なりの答え(絵)が出せるのでしょう。

シェフがいろんな店を食べ歩いても、
自分の店で出すものを決めるのは、
自分の舌と腕とセンス、みたいな感じですかね。

スピカって
おとめ座α星で学名はα Virginis
(略称はα Vir)。春の夜に青白く輝く1等星である。
ラテン語の穂先に由来する。原義は(穂先のように)尖ったものの意、
英語のスパイク(Spike)と同根。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

だそうです。

いい意味、トガッテいたいものです。
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by fotoransit | 2010-02-21 21:30 | 読書生活

読書 『いつか、一緒にパリに行こう パリ・ライフ・ブック』

辻仁成著 『いつか、一緒にパリに行こう パリ・ライフ・ブック』 光文社

すぐに行くわけではないが、いつか行くだろうパリについて。

辻さんの作品はあまり読まないけれど、
その旅もの現地ものはこれを除いて2冊読んでいる。

写真が載っているわけではなく、イラストがところどころにあるくらいで、
でも読み物として楽しめた。

文化を比較すると、見えるものがあるのが面白い。

彼のすすめる美術館は確かに日本人的な感性を思わせる趣で、
それはアメリカ人の友達には通じないのはなんとなく分かるな、とか。

あるいは、フランスでは、
ストレートでなくてヘテロセクシャルであるという言葉のチョイスがあるのだ、ということとか。

などなど。

少なくとも、この本を読みすすめながら、
二本のパリを舞台にした映画を観て、
分かりづらい感覚が、理解できた気がしたのが、とりあえずの収穫。

例えば、『恋愛睡眠のすすめ』におけるキスとビズの違いの考察について。

そこに居る人の書く本ってやはり楽しいなと、続編を期待しつつ。
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by fotoransit | 2008-10-21 17:44 | 読書生活

読書 『NHK 「トップランナー」の言葉』

甲府に行く途中、立川で買った本をようやく読了。
それぞれの分野のトップランナーの金言。

そのトップランナーは、リリー・フランキーさん。
そういえば、その日に、『ぐるりのこと。』を観た。

読了の日、アンカーの少し手前に、岩井俊二監督がいた。
その朝に、『花とアリス』を観ていた。

すでに読み終えていた久石譲さんの回を思い出し、
あって当たり前のものを、なくしたらどうなるのだろうと思い、
『花とアリス』を字幕つき、音なしで観てみた。

そうすることに意味はないのかもしれないけれど、
そうしたことに意味があるのかもしれないと思う。
あるいは、そうだったことに意味が。

それぞれから、
なんらかのバトンをもらえていればいいなと思う。

トップランナーの言葉は違う世界でも通用する。
言い換えれば、
違う世界で通用しない言葉を発している人は、
トップランナーではない、ということ。
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by fotoransit | 2008-09-20 23:34 | 読書生活

先生

久しぶりに最寄の図書館。
何か、人が、子供も多いな、と思ったら夏休み。
いや、涼しくて夏休みのイメージがなくなっていた。

貸出カードの再発行。
カウンターにいったら、ああっと思った。
高校時代の学校図書館司書の先生が、いたのだった。

リタイアされてこちらに来たのかなと思う。
最後にお会いしてからも、ふた昔近く過ぎているから、
僕の方だけそのことを認識。再発行をしてもらう。
一人勝手に懐かしく思う。ああ、そんな苗字だったかなとか。

最後借りるとき、邪魔にならないように、ちょこっと話そうと思ったら、
奥の部屋に行っていてそれは出来なかったけれど。

またの機会に。
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by fotoransit | 2008-08-26 17:46 | 読書生活

古書道場

角田光代・岡崎武志 共著 『古書道場』 ポプラ文庫
しばらく東京の地図とセットでかばんに入っていた。

このところ撮る場所が近場だったり荷物も多くなったりで出してしまってから、
読み進めていない。しかし楽しい本である。

先日ブリヂストン美術館に行くときに、そういえばと思い出して、
八重洲の地下街を歩いてみて、紹介されていた八重洲古書館にたどり着く。

何冊も気になりつつ、どうも一日の最初に大きくて重い買い物をするのが苦手なので、
買うことはなかったのだけれど。

その朝に、YouTubeで見ていた、岡本太郎の特集番組を見ていたらからか、
岡本かの子の本がすっと目に入ってくる様は、
角田さんが本の中で述べていることを自分も体験できたようでおもしろかった。

それにしてもあの時買っておけば、というのは、どの買い物も一緒で。
特に一点ものの買い物では。
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by fotoransit | 2008-08-13 10:57 | 読書生活

オフィーリア

ku:nel (クウネル) 2008年 09月号の表紙。
ヴァージニア・ウルフの美貌の姪がオフィーリアごっこをしていたという池。

シェイクスピアの四大悲劇のひとつ、ハムレット。
主人公ハムレットの恋人オフィーリア。

昨日、新宿駅で、次のBunkamura・ザ・ミュージアムでの展覧会の広告の絵画が、
オフィーリアだった。
ジョン・エヴァレット・ミレイ展と知り、
そういう流れなのかもと思い、久しぶりにハムレットを手にしてみる。

以下、そのシーンを王妃が事細かに説明しているところの抜き出し。

 小川のふちに柳の木が、白い葉裏を流れにうつして、斜めにひっそり立っている。
オフィーリアはその細枝に、きんぽうげ、いらくさ、ひな菊などを巻きつけ、それに、
口さがない羊飼いたちがいやらしい名で呼んでいる紫蘭を、無垢な娘たちのあいだでは
死人の指と呼びならわしているあの紫蘭をそえて。そうして、オフィーリアはきれいな花環を
つくり、その花の冠を、しだれた枝にかけようとして、よじのぼった折も折、意地わるく枝は
ぽきりと折れ、花環もろとも流れのうえに。すそがひろがり、まるで人魚のように川面を
ただよいながら、祈りの歌を口ずさんでいたという、死の迫るのも知らぬげに、水に生い
水になずんだ生物さながら。ああ、それもつかの間、ふくらんだすそはたちまち水を吸い、
美しい歌声をもぎとるように、あの憐れな牲えを、川底の泥のなかにひきずりこんでしまって。
それきり、あとには何も。
(pp.158-159 福田恆存訳 新潮文庫)

もっと分かりやすい訳はあるけれど、こちらの方が好きだったので。

そういうことなので、オフィーリアごっことは、なかなかすごい遊びなのです。
(もちろん浮かんでいるところまでだと思いますが。)
縁起でもないといえばそうなのだけれど、
そういう尺度ではないところで楽しむ感じは
「幼稚」という大人目線ではなくて、
羨まし目線で、子供的、特に少女的だなあと思う。
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by fotoransit | 2008-08-11 06:38 | 読書生活

絵本

最近は、
幼児期の感じ方を読んだり、見たりしていることのほうが多い。
狭い視野を広げる効果も狙っていたり。
シンプルな絵作りという見方もしている。
残念ながら純粋な見方というのはなかなか出来ていない。

そもそも純粋な見方って。。。

さて前々から気にはなっていた作家さんだったのだけれど、
どの本から見ていこうか迷っていたので、この本があってよかったと思った。

Pooka+ 『酒井駒子 小さな世界』 Gakken

不変さと普遍さがある気がする。故に大人でも楽しめる。
やはりイラストに惹きこまれる。

出版社の今まであまりイメージになかった、
素敵な本作りを見せてもらった気がしたのも別のところで良かった。
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by fotoransit | 2008-08-11 00:10 | 読書生活

その本の向こう側

本棚を整理したら、奥の方から、
花とアリスのコミック本が出てきて、
久しぶりだったので読んでしまった。

奥の方といっても、意識的にそうしておいて、
しかし忘れていたもの。

散らばっていた文庫を並べる。
あ行、か行、ま行辺りが多い。

花のレクイエムが見つかってよかった。
7月は百合の花の話しだった。
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by fotoransit | 2008-07-15 20:21 | 読書生活

そういう捉え方

夜ふけ、ジョゼが目をさますと、カーテンを払った窓から月光が射しこんでいて、
まるで部屋中が海底洞窟の水族館のようだった。
ジョゼも恒夫も、魚になっていた。
     死んだんやな、とジョゼは思った。

田辺聖子著 『ジョゼと虎と魚たち』 角川文庫 より
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by fotoransit | 2008-06-22 20:40 | 読書生活

リリーフランキーインタビュー

smart 7月号 pp.57-58

「(前略)『ぐるりのこと。』で橋口さんは、
この6年間の“思い”を形にし、映画にしたわけです。
すごいのは、橋口さんって、象徴的な場面をあえて撮らないんですよね。(中略)
そういう分かりやすいものを画(え)にはしないんだけど、
人の体温、気持ちの移り変わりは全編とても繊細に撮っていて、
橋口さんのメッセージはちゃんと伝わってくる。
観客を信じている姿勢が、勉強になりましたね」


「(前略)付き合っている相手に腹を立てる前に、
彼女の周辺に腹を立てる度量がなくなってきてると思う。
その子がなぜそうなったのか。
本当の怒りってそこに向かうべきなんですよ。(後略)」

などなど。

本当は全編を掲載でアンダーラインが良いのかもしれない。
とはいえ、著作物でもあるし大事だなと思うところを抜粋の形で。
そしてその中にアンダーラインを。
気になる人は買ったりするといいのかもしれない。
2ページでヒントがすごくあったりする、少なくとも僕には。

綾瀬はるかスペシャル写真集とSTUSSYのドラムバッグが2大特別付録だったり。
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by fotoransit | 2008-06-06 06:48 | 読書生活
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ヤスダアキノリ(yasuAともいう)の、ピントいちをきめるかんじ、ピンとはりつめたじかん、もしくは弛緩したそれ。


by fotoransit
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